最終更新: (計算基準)
ふるさと納税 控除限度額シミュレーション
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年収別の限度額早見表
※ 独身の条件で試算
| 年収 | 控除上限額(目安) |
|---|---|
| 300万円 | ¥28,856 |
| 400万円 | ¥42,756 |
| 500万円 | ¥58,069 |
| 600万円 | ¥77,949 |
| 700万円 | ¥108,927 |
| 800万円 | ¥130,485 |
| 900万円 | ¥153,480 |
| 1,000万円 | ¥177,912 |
| 1,100万円 | ¥202,344 |
| 1,200万円 | ¥237,127 |
詳しい解説を見る
2026年10月 ふるさと納税 指定基準の見直し(6割ルール・地場産品基準)
2026年10月から、寄付金のうち地域のために活用する割合の基準(寄附金活用可能額基準)が新設され、2026年10月〜52.5%以上、以後段階的に引き上げて2029年10月からは60%以上(いわゆる6割ルール)となります。あわせて地場産品基準の厳格化(加工品の区域内付加価値の証明・公表、セット品は地場産品が価値の7割以上など)も施行されます(総務省・令和7年6月24日告示改正)。返礼品の調達費を寄付額の3割以下とする従来ルールは2019年から存在しており、今回の改正で変わるのはあくまで自治体側の基準です。控除額の計算方法や上限額の仕組みは一切変わらないため、このシミュレーターの計算結果は10月以降もそのまま使えます。一方で基準厳格化により返礼品の縮小・実質値上げを行う自治体が増える見込みで、現行の返礼品を確実に受け取りたい場合は2026年9月末までの寄付が安全です。なお、寄付サイトのポイント付与は2025年10月に既に禁止されており、今回の改正とは無関係です。
出典: 総務省「ふるさと納税の指定基準の見直し等」・ふるさと納税ポータルふるさと納税ポータル
ふるさと納税の仕組み
ふるさと納税は、自分が応援したい自治体に寄付をすることで、寄付額のうち2,000円を超える部分が所得税と住民税から控除される制度です。実質的な自己負担2,000円で、各地域の特産品などの返礼品を受け取ることができます。控除を受けられる金額には上限があり、年収や家族構成、他の控除の状況によって異なります。上限額を超えた分は控除の対象にならず自己負担となるため、事前にシミュレーションで上限額を確認しておくことがポイントになります。控除は所得税からの還付と翌年度の住民税の減額という2つの形で行われます。
ワンストップ特例制度と確定申告の違い
ふるさと納税の控除を受けるには、「ワンストップ特例制度」と「確定申告」の2つの方法があります。ワンストップ特例制度は、確定申告が不要な給与所得者で、寄付先が5自治体以下の場合に利用できる簡易な手続きです。寄付のたびに自治体に申請書を送付するだけで、翌年の住民税から全額が控除されます。一方、確定申告は6自治体以上に寄付した場合や、医療費控除など他の控除と合わせて申告する場合に必要です。確定申告の場合は所得税の還付と住民税の減額の両方で控除が行われます。ワンストップ特例を選んでも確定申告を選んでも、控除される合計金額は同じです。
控除限度額を超えた場合どうなるか
控除限度額を超えて寄付した場合、超過分は税額控除の対象にならず、全額自己負担となります。例えば、限度額が5万円の方が8万円を寄付した場合、控除対象は5万円(うち2,000円は自己負担)のみで、超過した3万円は控除されません。つまり、自己負担の合計は2,000円+30,000円=32,000円になります。限度額はあくまで「目安」であり、正確な金額は年末の源泉徴収票が届くまで確定しません。そのため、限度額ギリギリまで寄付するのではなく、少し余裕を持たせるのが一般的です。
寄付タイミングの目安
ふるさと納税は1月1日〜12月31日の1年間が対象期間です。寄付のタイミングとしては、年収がある程度確定する秋頃(10〜11月)が一般的とされています。年末に近づくほど人気の返礼品は品切れになりやすく、サイトも混み合うため、余裕を持った時期に申し込むのが賢明です。また、ワンストップ特例を利用する場合は、申請書の提出期限が翌年の1月10日必着であるため、年末ギリギリの寄付は手続きが間に合わないリスクがあります。一方で、年の前半に寄付すると、年末までに収入が変動して限度額が想定と異なる可能性がある点にも注意が必要です。
よくある質問
2026年10月のふるさと納税 改正で何が変わる?
2026年10月から「寄附金活用可能額基準」が新設され、寄付金のうち地域のために活用する割合を52.5%以上とすることが求められます(以後段階的に引き上げられ、2029年10月からは60%以上=いわゆる6割ルール)。あわせて地場産品基準も厳格化されます(総務省・令和7年6月24日告示改正)。一方で、控除額の計算方法・上限額の仕組みは一切変わりません。寄付サイトのポイント付与は2025年10月に既に禁止済みで、今回の改正とは別の話です。基準厳格化に伴い返礼品の見直し・縮小が見込まれるため、現行の返礼品を狙う場合は9月末までの寄付が確実です。出典: 総務省「ふるさと納税の指定基準の見直し等」。
改正で「変わること」と「変わらないこと」は?
【変わること】自治体側の基準です。寄附金活用可能額基準の新設(2026年10月〜52.5%以上、2029年10月〜60%以上へ段階引き上げ)、地場産品基準の厳格化(加工品は区域内付加価値の証明・公表が必要)。この結果、一部の返礼品(区域外製造の加工品・家電・キャラクターグッズ等)は縮小や実質値上げの可能性があります。【変わらないこと】控除上限額の計算式、自己負担2,000円の仕組み、ワンストップ特例の手続き。つまり本シミュレーターの計算結果は10月以降もそのまま使えます。「10月から上限額が減る」「駆け込まないと損」という情報は、狙っている返礼品が対象カテゴリでない限り正しくありません。
年収が非常に高い場合の注意点は?(2027年からの特例控除上限)
令和8年度税制改正で、住民税の特例控除に193万円の定額上限(指定都市も合計193万円)が新設されます。適用は2027年(令和9年)1月1日以降の寄付からで、影響を受けるのは給与収入がおおむね9,900万円を超える層のみです。2026年中の寄付には一切影響しません。該当する方は、上限額が大きい年のうちに2026年12月31日までの寄付枠を使い切るのが有利です。
ふるさと納税の限度額を超えたらどうなる?
限度額を超えた分は税額控除の対象にならず、自己負担となります。例えば限度額が5万円の方が7万円寄付した場合、超過した2万円は控除されず、合計の自己負担は2,000円+2万円=22,000円になります。限度額の範囲内で寄付するのが最もお得です。
ワンストップ特例と確定申告どちらを使うべき?
寄付先が5自治体以下で、確定申告が不要な給与所得者であればワンストップ特例制度が手軽な方法として利用されています。6自治体以上に寄付する場合や、医療費控除・住宅ローン控除の初年度申告がある場合は確定申告が必要です。ワンストップ特例を利用する場合は、翌年1月10日までに各自治体に申請書を提出する必要があります。
住宅ローン控除がある場合、限度額は減る?
住宅ローン控除がある場合、所得税から控除しきれない分が住民税から控除されるため、住民税所得割額が減少し、ふるさと納税の控除限度額が若干下がる場合があります。ただし、住宅ローン控除は税額控除、ふるさと納税は寄付金控除と仕組みが異なるため、大幅に減るケースは少ないです。本ツールで住宅ローン控除額を入力して確認してみると参考になります。
年の途中で転職した場合の限度額は?
ふるさと納税の控除限度額は1月1日〜12月31日の年間の合計年収で計算します。転職した場合は、前職と現職の給与を合算した年間総収入で限度額を算出してください。源泉徴収票に記載された支払金額を合計するのが正確です。
iDeCoとふるさと納税は併用できる?
iDeCo(個人型確定拠出年金)とふるさと納税は併用可能です。ただし、iDeCoの掛金は全額所得控除の対象となるため、その分だけ課税所得が減り、ふるさと納税の控除限度額も下がります。例えば月2万円のiDeCo掛金がある場合、年間24万円の所得控除により限度額が数千円〜数万円程度減少します。本ツールでiDeCo掛金を入力して正確な限度額を確認してください。
ふるさと納税はいつまでにすればいい?
ふるさと納税の寄付は、その年の1月1日〜12月31日までに完了する必要があります。12月31日までに決済が完了していれば、その年の控除対象になります。年末は寄付が集中するため、余裕を持って11月頃までに済ませておくのが一般的です。ワンストップ特例を利用する場合は、翌年1月10日必着で申請書を提出する必要があります。
出典・参考資料
- 総務省「ふるさと納税ポータルサイト」 — 控除額の計算方法・控除限度額の仕組み
- 国税庁「寄附金控除」 — 所得税における寄附金控除の計算式
- 総務省「ふるさと納税トピックス」 — ふるさと納税の利用実績・統計データ
計算基準の改訂履歴
本ツールは概算です。実際の控除限度額は所得の種類・各種控除の適用状況により異なります。正確な金額は税理士等の専門家にご確認ください。