電気代トリプル値上げシミュレーター【2026年5月直撃】
2026年5月検針分から(1)政府補助金終了、(2)再エネ賦課金3.98円→4.18円、(3)各社料金改定 の3つが同時直撃します。世帯人数を選ぶか月間使用量を入力すると、年額の負担増を自動計算します。
トリプル値上げ 月額負担増
+¥1,070
改定後の月額目安: ¥14,070
年額負担増(合計)
+¥12,840
3要因の合計(月額×12)
内訳(年額)
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2026年5月「電気代トリプル値上げ」の3つの要因
(1) 政府の電気・ガス料金支援が3月使用分で終了
2026年冬の電気・ガス料金支援(激変緩和措置)は、低圧電灯について 2026年1月・2月使用分=4.5円/kWh → 2026年3月使用分=1.5円/kWh と段階的に縮小し、2026年3月使用分が最終月でした(経産省2025年12月16日プレスリリース)。2026年4月使用分(5月検針分)以降は補助ゼロとなります。月400kWh使用世帯で月600円(年7,200円)の負担増となります。
(2) 再エネ賦課金が過去最高の4.18円/kWh
再生可能エネルギー発電促進賦課金(FIT賦課金)は、再エネ電力の買取費用を全契約者で負担する制度です。2025年度の3.98円/kWh→2026年度4.18円/kWh(+0.20円)に引上げられ、5月検針分から適用されます。月400kWh世帯で月80円(年960円)の負担増です。
(3) 大手電力各社の料金改定
東京電力をはじめ大手電力各社が2026年5月から高圧見直し等を含む料金改定を実施します。低圧の家庭向けプランも基本料金や再エネ調整費の見直しで平均3%程度の値上げが見込まれます。月13,000円の世帯なら月390円(年4,680円)の負担増です。
世帯別の年額負担増 早見表
| 世帯 | 月kWh | 月負担増 | 年負担増 |
|---|---|---|---|
| 1人暮らし | 200 | +¥535 | +¥6,420 |
| 2人世帯 | 320 | +¥859 | +¥10,308 |
| 3人世帯 | 400 | +¥1,070 | +¥12,840 |
| 4人世帯 | 460 | +¥1,232 | +¥14,784 |
| 5人以上世帯 | 540 | +¥1,443 | +¥17,316 |
なぜ2026年5月に電気代が「トリプル値上げ」になるの?
2026年5月検針分から3つの値上げ要因が同時に重なります。(1) 政府の「電気・ガス料金支援」(激変緩和措置)が2026年3月使用分で終了し、低圧電灯で最終月1.5円/kWh(1・2月は4.5円/kWh)の補助がなくなります。(2) 再エネ賦課金が2025年度の3.98円/kWh→2026年度4.18円/kWh(過去最高)に引上げられ、2026年5月検針分から適用。(3) 大手電力各社が高圧見直し等を含む料金改定を順次実施。1要因あたりは小さくても合計で月千数百円〜2千円程度の負担増が想定されます。
再エネ賦課金とは?なぜ毎年上がるの?
再生可能エネルギー発電促進賦課金(FIT賦課金)は、太陽光・風力等の再エネ電力を電力会社が買い取る費用を、電気使用量に応じて全契約者で負担する仕組みです。2026年度は4.18円/kWhと過去最高を更新しました。再エネ普及が進むほど買取総額が増える構造で、しばらくは上昇傾向が続く見込みです。賦課金は電気料金明細に「再エネ発電促進賦課金」として表示されています。
政府の補助金(激変緩和措置)はもう完全に終了?
2026年冬の電気・ガス料金支援は、2026年1月・2月使用分で4.5円/kWh、2026年3月使用分で1.5円/kWhと段階的に縮小しながら実施されました。経済産業省の2025年12月16日プレスリリースによれば、2026年3月使用分が現行支援の最終月です。2026年4月使用分(5月検針分)以降は補助ゼロとなり、これが家計への直撃要因の1つになっています。次期冬の支援策は現時点では未定です。
節約対策で何ができる?
(1) 電力会社の見直し(新電力比較サイト等)、(2) アンペア契約の見直し(基本料金削減)、(3) 旧型エアコン・冷蔵庫の買替え(10年以上前の機種は最新の30〜50%電力消費)、(4) 待機電力カット(年間で5,000〜10,000円相当)、(5) 太陽光発電・蓄電池の導入検討、などが代表的です。家族構成・住居タイプによって効果は異なります。
オール電化や電気自動車の家庭の影響は?
オール電化(月600〜1,000kWh)やEV充電を併用する家庭はkWh単価×kWh使用量で負担増がそのまま増幅されます。例: 月800kWh使用なら、再エネ賦課金値上げ分だけで月+160円(年+1,920円)、補助終了分が月+1,200円(年+14,400円、最終月1.5円/kWh換算)と大幅に膨らみます。深夜電力プラン契約者は単価が安いため影響は相対的に小さいですが、それでも年間1.5〜2.5万円の負担増を覚悟しておくべきです。
計算は正確?電力会社や地域でどう変わる?
本ツールは概算です。再エネ賦課金は全国一律ですが、(1) 政府補助金は電力会社・契約種別で適用単価が異なる、(2) 各社料金改定は地域・契約プランで変動率が異なる、ため実際の負担増には±20%程度の幅があります。正確な金額は各電力会社のWebサイトで「2026年5月以降の料金プラン」を確認してください。
出典・参考資料
- 経済産業省『2026年度以降の買取価格等と2026年度の賦課金単価を設定します』(2026-03-19) — 2025年度3.98円/kWh→2026年度4.18円/kWhの根拠(2026年5月検針分〜2027年4月検針分適用)
- 経済産業省『2026年1月、2月及び3月使用分の電気・ガス料金支援の実施に伴い、特例認可・承認を行いました』(2025-12-16) — 低圧電灯 1・2月使用分4.5円/kWh、3月使用分1.5円/kWh、4月使用分以降ゼロの根拠
- 経済産業省 資源エネルギー庁『電気・ガス料金支援』公式サイト — 支援対象月・単価・対象者の公式説明