傷病手当金計算シミュレーション
条件を入力
計算結果
支給日額
¥6,667
標準報酬月額 ÷ 30 × 2/3
月額換算(30日分)
¥200,010
支給日額 × 30日
支給対象日数
27日
休業30日 − 待期3日
支給総額
¥180,009
支給日額 × 支給対象日数
条件を入力して「計算する」を押してください
詳しい解説を見る
傷病手当金の仕組み
傷病手当金とは
傷病手当金は、健康保険の被保険者が業務外の病気やケガで仕事を休み、十分な報酬が受けられない場合に支給される給付金です。会社員や公務員など、健康保険に加入している方が対象で、国民健康保険の加入者(自営業者など)は原則として対象外です。療養のために労務不能であること、連続3日間の待期期間を満たしていること、給与の支払いがないこと(または傷病手当金より少ないこと)が支給要件です。
傷病手当金の計算方法
傷病手当金の1日あたりの支給額は「支給開始日以前の継続した12か月間の各月の標準報酬月額を平均した額 ÷ 30日 × 2/3」で計算されます。たとえば標準報酬月額の平均が30万円の場合、日額は30万円 ÷ 30 × 2/3 = 約6,667円です。支給期間は支給開始日から通算して1年6ヶ月が上限となります。2022年1月の法改正で、途中で出勤した期間は通算期間に含まれなくなりました。
待期期間について
傷病手当金の支給を受けるには、連続して3日間仕事を休む「待期期間」を完成させる必要があります。この3日間には土日祝日、有給休暇を取得した日も含まれます。待期期間は給与の支払いの有無に関係なく、連続3日間休業すれば成立します。4日目以降の休業日から傷病手当金が支給されます。
傷病手当金の申請と注意点
申請手続きの流れ
傷病手当金を申請するには、協会けんぽまたは健康保険組合所定の「傷病手当金支給申請書」に、本人の記入欄、事業主の証明欄、療養担当者(医師)の意見書を記入して提出します。申請は事後に行うのが一般的で、1か月ごとに申請するケースが多いです。申請から支給まではおおむね2週間〜1か月程度かかります。
退職後の継続給付
退職日までに被保険者期間が継続して1年以上あり、退職日に傷病手当金を受給しているか受給要件を満たしている場合は、退職後も引き続き残りの期間について傷病手当金を受給できます。ただし、退職日に出勤した場合は継続給付の要件を満たさなくなるため注意が必要です。また、退職後に老齢年金を受給する場合は、年金額が傷病手当金を上回ると支給が停止されます。
よくある質問
傷病手当金はいくらもらえますか?
支給日額は標準報酬月額を30で割った金額の3分の2です。たとえば標準報酬月額が30万円の場合、1日あたり約6,667円が支給されます。月額に換算すると約20万円となり、これが1年6ヶ月を上限に支給されます。
有給休暇を使いながら傷病手当金はもらえますか?
有給休暇を取得して給与が支払われている期間は、傷病手当金は支給されません。ただし、有給休暇中の給与が傷病手当金の日額より少ない場合は、差額が支給されます。待期期間の3日間に有給休暇を充てることは可能です。
傷病手当金に税金はかかりますか?
傷病手当金は非課税です。所得税・住民税ともにかかりません。確定申告の必要もありません。ただし、社会保険料(健康保険料・厚生年金保険料)は休職中も発生し、会社が立て替えている場合は復帰後に精算が必要になることがあります。
うつ病でも傷病手当金は受給できますか?
はい、うつ病や適応障害などの精神疾患でも傷病手当金を受給できます。業務外の疾病であること、療養のために労務不能であることを医師に証明してもらう必要があります。精神疾患は治療期間が長くなることも多く、通算1年6ヶ月の支給期間をフルに活用されるケースもあります。
傷病手当金と障害年金は同時にもらえますか?
障害厚生年金(または障害基礎年金)を受給している場合、傷病手当金は原則として支給停止されます。ただし、障害年金の日額が傷病手当金の日額より少ない場合は、その差額が傷病手当金として支給されます。
出典・参考資料
- 全国健康保険協会「傷病手当金」 — 傷病手当金の支給要件と計算方法
- 全国健康保険協会「傷病手当金支給申請書」 — 傷病手当金の申請書類と手続き方法
本ツールは簡易的なシミュレーションであり、実際の支給額とは異なる場合があります。標準報酬月額は直近12か月の平均で計算されますが、本ツールでは入力値をそのまま使用しています。正確な金額は加入している健康保険組合または全国健康保険協会にお問い合わせください。